お金のトラブル

お金のトラブル

独身でアパートに暮らしていたころ、私の下の部屋に、しばしばスーツ姿の訪問者が現れるようになりました。

 

いつも決まって2名。

 

セールスやあやしい勧誘だと面倒だと思い、最初のころは警戒していたのですが、どうも他の部屋をノックする気配はありません。

 

私は家で仕事をしていたので、ちょくちょく会います。

 

すると、下の部屋の住人は住んでいるのか、いついるのか、部屋の灯りは何時頃つくのか、洗濯物は干すのか等、いろいろ聞いてくるのです。

 

消費者金融の名刺を見せてくれましたが、年齢は自分と同じくらいと若く、穏やかな雰囲気でした。

 

でも、下の人の郵便受けには、山のように、消費者金融の封筒が詰まっているんです。

 

風の強い日には通路に落ちていましたっけ。

 

穏やかな来訪者と、書面。

 

あれだけあると、重圧だろうなと感じました。

 

そのうち下の住人は、トルエンの密売で逮捕されました。

 

もとは仕事もあり気さくな普通の人でした。

 

私が会った消費者金融の人たちも穏やかでまともそうな人たちでした。

 

何があったのかは知りませんし、誰がどう悪いことがあったのかわかりませんが、私が不気味だと思ったのですから、本人が感じる重圧はさぞ大きかったと思います。

 

 

お金のトラブル記事一覧

独身時代、友達と二人暮らしをすることになりました。最初にわたしが住んでいたワンルームマンションに友達が入り込んできたのです。二人で家賃を折半することになりましたが、友達は正社員ではなくアルバイトだったので、なかなかお金が貯まらなかったようです。それで、半年ぐらい一緒に住んでいたのですが、最初に約束していた金額の半分しか払ってもらえませんでした。わたしは当時自分がそんなにお金に困っていなかったので、...
身内に一人、私の給料の倍は稼ぎながら借金だらけという人がいます。その人の行動を見ていると、欲しいものは即購入、現金払いではなくリボ払いの繰り返し、それで「月々払う金額は、給料の一部なんだから得なんだよね」と言っているのが信じられません。リボ払いという形で、商品は実際の1・5倍ぐらいの価格になるのにも目を向けず、しかもまだ貰っていないボーナス払い。この不景気ボーナスが出るなんて確実ではないのに、と驚...
大学生の時、親からクレジットカードの親子カードを作ってもらいました。そして悪夢が始まりました。キャッシングという仕組みを全く理解していなかった当時のおばかな私は、クレジットカードのことを、現金がなくても洋服やバッグが買える魔法のようなカードだと思い、当時大好きだったショップでたくさんお買い物を楽しんでいました。大学生に成り立てのころは、周りの女の子に負けまいとたくさんオシャレをすることに必死だった...